カップケーキを片手に、公園でピクニックした週末
こんにちは、姉のミコです。
カップケーキって、見た目の可愛さと、ふわふわあまーーーいアイシング&ケーキ生地の美味しさが魅力的で、イギリスでも大人気なお菓子。
スーパーでも売ってるけど、私はローカルなカップケーキ屋さんで、ガラスのショーケースを腰を曲げてじーーーっと見つめながら、吟味するのが好き。
特にプリムローズベーカリーは、しっとりしたケーキ生地が最高においしいカップケーキを、レトロでアットホームな雰囲気のインテリアがとびきりおしゃれなショップで販売していて、購買体験すべてがワクワクにあふれている!
プリムローズヒルがあるチョークファーム地区は、ちょー高級住宅街な雰囲気で、ビクトリア調の家が立ち並び、ビンテージの車が路駐してある道を歩きながら、「どんなお金持ちが住んでるのかしら。。。ばったりセレブ俳優とかに会えるかも?!」なんてワクワクしながらお散歩するのも楽しい。
公園に入り、急勾配の坂を上ると、そこにはロンドンを一望できる丘がある。
この丘に来るたびに、留学生だった時代を思い出す。
英語もよくわからず、学校の成績もイマイチ。友達も少なくて、日本人留学生とつるんでばかりいた学生時代。
ロンドンを一望しながら「こんな大都会でがんばってる自分、えらい!」とほめてみたり。
ガラス張りのモダンな高層ビルが立ち並ぶ金融街シティの方角を見つめながら、「わたしもあそこで働いたら、グローバルエリートになれるかなあ」なんて夢みたり。
芝生に寝っ転がって空を見上げながら、ロンドン近辺にある4つの空港から離着陸する大量の飛行機の数を数えて気を紛らわせてみたり。
今思えば、海外留学の醍醐味とは、言語習得でも異文化コミュニケーション習得でもなく、「孤独との闘い」な気がする。
自分ととことん向き合い、理想と現実のギャップに落ち込み、日々の行動改善でちょっとずつそのギャップを埋めていくという、地味で孤独な作業。
この作業をコツコツこなせば大体ことは達成できるという経験は、その後の海外就活、公認会計士試験、そして起業家としての生活にも役立ったかなー。
大晦日には、この丘からキレイに新年の花火が見れるらしい。
いつかあったかいモルドワインを片手に、ここで年越ししてみたいなーと思いながら帰路についた、週末でした!
じゃあまたね!