大学院留学シリーズ 入学まで

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こんにちは。妹のロミです。

今日からシリーズでイギリス大学院入学までを書いていこうと思います。

ちなみに私が受けたMaster's course (修士号) かつ公衆衛生関連学部だけ言及しますので、PhD (博士号)や他の学部は別のサイトを参考にしてください。

 

 

本日は第1弾、大学院入学までの大体の日程です。

 

イギリスの大学院は9月から始まります。よって、募集は前年の9月-11月から開始となります。例えば、私の通うUniversity College London (UCL) は11月から募集開始、イギリスの有名校・University of Oxford なら9月からです。出願締め切りはOxford:1月、Cambrige:3月、UCL:8月と学校によりけりですが、有名校は早めの印象です (写真参考・全ての情報は2020年時点)。

 

では締め切りに間に合えばいいのかというと、そうではありません。大学院の合格は極端に言えば早いもの順で、早めに到着した人からどんどん審査されて合格が出されていきます。つまり、自分が他の候補者より優れていても、出すのが遅くて定員がいっぱいになるようなことがあれば、その年は入学はできないということです。これは友人から聞いた話なのですが、出願して合格ももらったが、すでに合格者がたくさんいたためwaiting listに入ることとなりキャンセル待ち状態になったとのこと。結局その人は奨学金の関係で、別の確実に入れる大学に決めたとか。このことから、なるべく早めに出願するというのは大事です。ちなみに、出願時期によって合格をもらうまでの時間も違います。他の友人は出願開始と同時に出願、3日で合格をもらったとか。片や私は遅く出願したので合格をもらうまで6週間かかりました。ははは...

 

合格を貰えば、合格の種類 (条件付き合格/無条件合格) にもよりますが、あとはVISAを取得して入学を待つのみです。私の大学の場合は入学の1週間前から海外留学生のための説明会が開かれていたり、入学までに小論文を課題として出されたりしましたが、この点は学校によりけりだと思います。入学後はUCLの場合、入学1週目はintroductory weekとして年間の授業の概要を説明されたり、生徒同士仲良くなるよう様々なgroup workが準備されていました。それが終わると、本格的に授業開始です。

 

簡単にまとめると、9月頃までに出願に必要な書類を全て揃えてなるべく早めに出願し、合格すればあとは奨学金を探すなり英語磨くなりで翌年9-10月の入学を待つ、という具合でしょうか。

 

まぁこんなこと言っておりますけれども、実際私はどうだったかというと、大学院留学を決めたのが入学前年9月(笑)だったので、急いで準備して3月に初めて出願・不合格でその後他の大学に数打ちゃあたれと出願しまくり、UCLへは5月頃に出願、7月末に合格をもらうというギリギリ状態でした。この記事はその教訓を元に作りましたが、まぁ理想であってギリギリになっても合格できる時はできるので、焦らずいきましょう。

 

今日はこの辺で。

 

ではでは。

 

***参考文献***

Cambridge:

https://www.graduate.study.cam.ac.uk/courses/directory/cvphmppbh

Imperial:

https://www.imperial.ac.uk/study/pg/apply/how-to-apply/apply-for-a-masters-course/

LSHTM: 

https://www.lshtm.ac.uk/study/courses/masters-degrees/public-health#how-to-apply

 Oxford:

https://www.ox.ac.uk/admissions/graduate/courses/msc-global-health-science-and-epidemiology

UCL:

https://www.ucl.ac.uk/prospective-students/graduate/taught-degrees/population-health-msc